【証券会社からの転職】IFA?生命保険会社?スキルを活かすなら断然「IFA+保険募集人」

無料個別相談

【証券会社からの転職】IFA?生命保険会社?スキルを活かすなら断然「IFA+保険募集人」

ifa転職

対面型の証券会社にお勤めされている場合、顧客の高齢化、ネット証券の台頭による手数料の無料化などの理由から会社の将来に不安を覚えている方は多いと思います。なんとなく転職エージェントや転職サイトに登録し、証券会社で培った経験やスキルを存分に活かせる仕事を探した場合、IFAもしくは生命保険会社(昔はP社やS社から会社にスカウトの電話がよくありました)を中心に検討するのではないでしょうか。IFAになれば、会社からのノルマがなくなったり、所属証券会社によっては多くの商品を取扱えたりと、証券会社での経験をすぐに活かせる業界と言えます。また、生命保険会社であれば、これまで中心だった資産を殖やす提案から相続や贈与対策と提案の幅が拡がります。

IFAにも生命保険会社にも共通するのは、基本的にお客さまとの関係は一生涯続きます。その中で、IFAは有価証券、生命保険会社は生命保険(場合によっては損保も)のみで本当に顧客本位のコンサルティングができるのでしょうか。現在と同様に顧客に不要な商品を勧めることになるのではないでしょうか。

結論を申し上げると、お客さまにとっての生涯にわたる資産運用アドバイザーを目指す場合、IFA+生命保険が扱える会社を選ぶべきだと考えます。理由は3つあります。一つ目は、お客さまを生涯担当するにあたり、さまざまなニーズが発生する可能性があること。二つ目は、生命保険に加入する目的である保障は法人、個人を問わず誰にでも必要であること。最後に三点目は、生命保険業界がコンサルティング型に舵を切っており、証券営業経験者が活躍できるフィールドになっていることです。

これから上記3点について詳しく解説しますので、証券会社からの転職を考えている方は是非最後までご覧ください。

【IFA+保険募集人を勧める理由①顧客ニーズの多様化】

多様化

お客さまを長期間担当しているとさまざまなライフイベントが発生します。起業や独立、退職、ご子息、ご息女の結婚や独立、それに伴いあらゆる相談をいただくことになると思います。特に富裕層のお客さまを担当している場合、相続・贈与対策については必ず武器にした方が良い分野です。こちらでは具体的な提案手法は明かしませんが、有価証券と生命保険を併用すると非常に効果的な提案も可能になります。証券と生命保険の両方を扱えることで提案の幅が拡がり、お客さまからの信頼も厚くなるはずです。

【IFA+保険募集人を勧める理由②生命保険へのニーズの高さ】

投資信託の失敗事例

これまでお客さまと関わる中で、幾度となくあらゆる生命保険の商品をご覧になったことかと思います。もちろん不要なものに加入されているお客さまも多数いらっしゃいますが、生命保険には有価証券には無い保障という大きな武器があります。もちろん長期間何事もなく運用が続けられれば証券の方が効率の良い運用になるでしょう。しかし、保険にはレバレッジという大きな武器があり、一概にどちらかが有利と判断することは正直難しいです。そのあたりのバランスを考慮しコンサルティングができる強みを持てることはライバルとの差別化に大きく働くはずです。

また、IFAにせよ保険募集人にせよ一部の人を除き顧客開拓は必要になるはずです。その際、少しでも武器が多ければ心の安定にもなりますし、何よりも自分の成長にもつながると思います。

【IFA+保険募集人を勧める理由③生命保険業界の動向】

保険

証券営業経験者にとって強みを活かせる最大の理由は、生命保険業界がコンサルティング型に舵を切っていることです。

お客さまを取り巻く環境は刻々と変化していきます。ご提案した生命保険がいざという時にきちんとお役に立てるよう、ご契約をいただいたあとも、ライフプランや保障の点検・アドバイスを行います。

お客さまに万一のことがあったときは、迅速な対応で、お客さまとご家族を支えていきます。

あなたの人生に寄り添い、一生涯お守りする——

それがソニー生命の「コンサルティングフォロー」です。

(ソニー生命保険株式会社HPより引用)

証券マンからすれば、入社時から販売後のフォローは当たり前の習慣として染み付いており一笑するかもしれませんが、従来の多くの募集人は売ったら売りっぱなしのスタイルが横行していた時代もあるようです。世の中の流れが真の顧客本位に舵を切り、しっかりお客さまを生涯にわたりサポートすることが求められています。それを実現できる素地があるのは、正しいコンプライアンスを備えた証券営業経験者であることは明白です。

また、昨今生命保険業界の商品ラインナップで人気の中心は変額と外貨であることも証券営業経験者には追い風になっています。特に変額保険については各社商品開発を進めており、今後はより世間で注目を浴びる予感がしています。それぞれ商品の詳細は割愛しますが、これらの分野に精通しているのは証券マンであり、お客さまへのコンサルティング力が発揮されることでしょう。

【さいごに】

保険・ifaへの転職

証券会社で培った経験やスキルを活かせる転職先として、「IFA+保険募集人」を勧めて参りましたが、多くのIFA法人においては保険募集人の仕事は別部署にバトンタッチしてしまうことがほとんどです。しかし、お客さまの多くは、担当者であるあなたに相談しながら契約するかどうか検討したいと考えているはずです。その期待に応えるため、またそれを実現するために弊社で一緒に働きませんか?

outperformは個人や法人向けの資産管理・運用の提案を中心に行い、地域密着型の生涯にわたる資産運用アドバイザーを目指しています。

当社は不動産のノウハウも持ち合わせており、今よりも成長しお客さまの資産全体をコンサルティングしたいと考えているなら十分な商品ラインナップは揃っています。

また、東京都台東区を中心に金融セミナーを開催し新規顧客の集客も行っているため、顧客紹介も可能です。

何か少しでも悩みやご相談があればお気軽にお問い合わせください。


著者

永尾 大地

(株)outperform
代表取締役

不動産業に特化した広告代理店、証券会社、不動産会社、個人事業主として金融仲介業(IFA)等を経て(株)outperformを設立。金融商品だけではなく、不動産などを含めたコンサルティングを行っており、資産を「増やす・守る・遺す」といったあらゆる資産運用ニーズに応えている。
会社経営者や不動産オーナーなど、個人・法人を問わず好評を得ている。
保有資格:AFP、宅建士