退職金運用方法について解説。御徒町での運用提案事例を紹介

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退職金運用方法について解説。御徒町での運用提案事例を紹介

御徒町の退職金相談

退職金運用方法について悩まれる方は想像以上にたくさんいらっしゃいます。

何十年も働き、ようやく手にした退職金。しっかり運用して充実した老後生活を送りたいものです。

しかし、「退職金運用と言っても何をすれば?」「退職金運用って投資すること?」などと、慣れないお金の運用にストレスを抱えることも。

代表的な退職金運用の方法としては、①債券、②投資信託、③生命保険が挙げられます。他にも銀行や郵便局への預金もありますが、現在の金利状況ではとてもインフレには敵いません。

本記事では、充実した老後の生活に必要な金額を知っていただいた上で、これまで説明した内容について詳しく解説します。

加えて、実際に御徒町のお客さまから退職金運用のご相談を頂いたケースも簡単にご紹介しますので、最後までご覧いただけますと幸いです。

充実した老後の生活には退職金の運用が必要か…

かつて日本では、「老後は退職金と年金で悠々自適に。」という人生設計を描いた人も多かったと思います。しかし、現代は少子高齢化などの問題から、当初予定していた年金受給も確実とは言えません。

加えて、ガス・電気代などエネルギー費の高騰、日用品の値上げ等、これまで通り暮らしていても生活費は上昇しています。

では、ゆとりある老後生活を送るためにはどうしたら良いのか。

「節約をする」ことも解決策の一つです。ただ、節約にも限度があります。

もちろん節約も大切ですが、退職金運用をして資金を増やせれば、老後の生活にゆとりが生まれる可能性があります。

ゆとりある老後生活費は平均37.9万円

そもそも、ゆとりある老後の生活費とは何を指すのかというと、最低の生活費に加えて上乗せする「旅行やレジャー」「趣味や教養」が多くを占めています。

現役時代より自由な時間が増えたからこそ、好きなことに時間を割きたいですよね。

では、最低老後の生活費はどれくらいかかるのか。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、夫婦2人で老後生活を送る上での最低生活費は月額/23.2万円となっています。つまり、年間で23.2万円×12か月=約278万円が必要となります。

一方、ゆとりある老後生活費は月額/37.9万円で、年間454万円程度必要になる計算になります。

他にも家の修繕や車の買い替え、冠婚葬祭等、突発的な出費もあるでしょう。そのためにもできるだけ余裕資金は確保しておく方が安心です。

代表的な退職金運用方法

御徒町で退職金運用

一般的な「退職金運用」の方法は下記3点だと考えられます。ご自身の資産の状況等を踏まえ検討しましょう。

債券

債券とは、国や地方公共団体、事業会社にお金を貸すことで金利を得るものです。

1年に1回、半年に1回など、決まった日に決まった金利を獲得できることが特徴です。

安定的に金利を獲得することがきるため、「年金収入にプラスα」を考えているのであれば計算しやすいものになります。

加えて、債券は発行体が破綻をしなければ、償還時に購入額面通り戻ってきます。比較的安全性が高い反面、満足のいく金利収入を得るにはある程度まとまった資金が必要となります。

債券は「購入金額=額面」であることと、購入後の費用が発生しないことは大きなメリットになります。

投資信託

最も選択肢が多いのがこれらです。

投資信託は、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが国内外の株式や債券、その他資産へ投資を実行します。国内に約6,000本程度存在し、株式や債券だけではなく、金や不動産など、さまざまな対象に投資が可能です。

少額から購入可能で、複数銘柄を購入することで投資の基本である「長期・積立・分散」を実践できます。

投資信託は一般的に、購入時手数料、信託報酬(購入後、保有期間中発生)の負担があり、最低限それらの負担より値上がりする必要があります。

生命保険

生命保険でも退職金の運用は可能です。

「自分や家族が病気になった際の医療費が不安だ」「やはり色々検討したが、一時的にも元本の値下がりは受け入れられない」といった人は、万一の補償を備えつつ、資産運用効果も期待できるものもあります。

また、自分で投資商品を選んで運用するのではなく、全て保険会社が行うため、自分で考える必要がないことも保険会社で退職金運用するメリットになります。

御徒町であった退職金運用の話

かつて、私が担当したお客さまに御徒町で宝石店を営む方がいらっしゃいました。後継者不在のため廃業すること、同時に退職金運用の相談をいただきました。

貯蓄は十分にあるものの、国民年金のため年金収入には期待できないことを伺いました。

充実した老後生活のため、値上がり益を享受できる商品は必要であるものの、大切な退職金のため元本の保全性も確保する必要がありました。

債券や投資信託を10銘柄程に分散し、どんな相場環境になっても「負けない運用」ができるようにと提案を行ったところ大変喜んでいただき、現在も良い関係が続いています。

まとめ

生命保険文化センターの調査からも「充実した老後の生活」を送るには年金収入だけでは難しいことが分かりました。

ただ、事を急いて大切な退職金を失ってしまっては元も子もありません。

退職金の運用は、長期的な視点で計画的に比較検討することが大事です。

少しでも不安がある場合は、プロに頼ることも選択肢の一つです。

退職金運用を行う上で、自分に合う相談先を選定することが一番重要です。

先ほど、大切な退職金の運用を相談するには、下記の3点が大事です。

  • 生涯の資産運用パートナーになってくれるか
  • 中立的な立場で最適な提案・アドバイスをくれるか
  • 幅広い商品を扱っているかどうか

ただ、信頼できる相談先を見つけたからといって「あなたに全て任せる」ではいけません。投資はあくまで自己責任であり、資産運用の判断をするための生涯のパートナーを見つけましょう。

ifaへの相談の流れ

著者

永尾 大地

(株)outperform
代表取締役

不動産業に特化した広告代理店、証券会社、不動産会社、個人事業主として金融仲介業(IFA)等を経て(株)outperformを設立。金融商品だけではなく、不動産などを含めたコンサルティングを行っており、資産を「増やす・守る・遺す」といったあらゆる資産運用ニーズに応えている。
会社経営者や不動産オーナーなど、個人・法人を問わず好評を得ている。
保有資格:AFP、宅建士